Lazurite
Na3CaAl3Si3O12S
ラズライトは、装飾用鉱石であるラピスラズリの色を決定づける、深青色のフェルドスパー様鉱物です。これはソーダライト群に属するナトリウム・カルシウムアルミノケイ酸塩であり、硫黄も含有しています。この硫黄が、その鮮やかなウルトラマリンブルーを生み出しています。かつては、ラピスラズリを粉砕して同名の顔料が作られていました。
性質
ラズライトは等軸晶系に属し、比較的軟らかく(硬度5~5.5)、通常はきれいな結晶というよりは塊状で産出されます。ラピスラズリの中では、方解石や金色の黄鉄鉱の斑点と互生しています。最良の色は、方解石の含有が最小限で、均一かつ彩度の高い紫がかった青色です。
産出
石灰岩の接触変成作用によって形成されます。数千年にわたり採掘されてきた代表的な産地は、アフガニスタンのバダフシャン地方にあるサール・エ・サンです。その他の鉱床は、ロシアのバイカル湖周辺やチリのアンデス山脈に存在します。ラズライトは、ラピスラズリの主要な構成成分です。