Nephrite
ネフライトは、その質感、半透明性、そして文化的意義から高く評価されているケイ酸塩鉱物であり、中国で特に多くの産出が確認されています。
ネフライトは、真のヒスイと呼べる2つの鉱物のうちの1つです(もう1つはジェダイトです)。 これは、互いに絡み合ったアンフィボライト繊維(トレモライトからアクチノライト)からなる緻密で粒の細かい塊であり、そのフェルト状の構造により並外れた強靭さを備えています。歴史的には、彫刻だけでなく、道具や武器の材料としても用いられてきました。
ネフライトの識別
ネフライトの色は、クリーム色(「マトンファット」と呼ばれるヒスイ)から、あらゆる色合いの緑を経て、茶色や黒に至るまで多岐にわたり、研磨すると滑らかで、わずかに油っぽい光沢を帯びます。硬度は中程度(6~6.5)ですが、何よりも並外れて靭性が高く、破損しにくいのが特徴です。
産地
ネフライトは中国で数千年にわたり珍重されており、新疆のヘティアン(ホータン)が代表的な産地です。また、ロシア(シベリア)、カナダ(ブリティッシュコロンビア州)、ニュージーランド(マオリ族のポウナム)などでも産出されます。