Onyx

SiO2 (banded chalcedony variety)

オニキスはケイ酸塩鉱物の一種で、その類まれな色のバリエーションから、収集家たちに珍重されています。

オニキスは玉髄の一種であり、つまり微細な繊維状の結晶から構成される石英(SiO₂)です。オニキスが瑪瑙と異なる点は、縞模様の形状にあります。オニキスは、瑪瑙に見られるような同心円状や湾曲した縞模様ではなく、まっすぐで平らな平行な層を呈しています。 古典的な黒と白のオニキスや、サルドニキスと呼ばれる赤褐色と白の品種は、古代からカメオやインタリオの彫刻に用いられてきました。

オニキスの見分け方

本物のオニキスは硬く(すべての石英と同様にモース硬度約7)、高度な研磨が可能で、くっきりとした直線的な縞模様が見られます。 これを、「オニキス・マーブル」や「メキシカン・オニキス」として販売されている、柔らかく半透明の縞模様を持つ方解石/霰石と混同してはなりません。これらは炭酸塩(硬度3)であり、同じ商品名で呼ばれていますが、全く異なる物質です。

産地

玉髄とその縞模様の変種は、世界中の多くの岩石の種類に見られる空洞や亀裂の中で形成されます。 ブラジル、インド、ウルグアイ、米国が主要な産地であり、市販されている黒オニックスの多くは、色調を強調処理した瑪瑙です。中国は古くから瑪瑙や玉髄の産地として知られており、標本用だけでなく、彫刻やビーズの取引にも利用されています。

収集家が求めるもの

収集家や宝石細工師は、くっきりとしたコントラストの高い縞模様、均一な色合い、そして亀裂がないものを求めます。天然の未処理の縞模様オニキスや、赤と白の層が鮮明な上質なサルドニクスが、最も好まれます。

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