Vivianite
Fe2+3(PO4)2 · 8H2O
ビビアナイトは、その結晶形状と産地分布から収集家の間で知られるリン酸塩鉱物であり、中国にも産地が確認されています。
ビビアナイトは、その劇的な色合いから収集家に珍重されている水和リン酸鉄です。採掘直後の結晶はほぼ無色ですが、光や空気にさらされると鉄が酸化し、鉱物の色は鮮やかな青、青緑へと深まり、最終的にはほぼ黒色になります。多くの場合、刃状の結晶が群生する形で見られます。
ヴィヴィアナイトの同定
ヴィヴィアナイトは硬度1.5~2の軟らかい鉱物で、完全な劈開を示し、しなやかな薄片が得られます。 その変化していく青緑色が、この鉱物を特徴づける重要な点です。ビビアナイトは、酸素が少なくリン酸塩が豊富な環境――化石の貝殻や骨の空洞、粘土や湿原、一部の鉱床、花崗岩のペグマタイトなど――で形成されます。
産地
注目すべきヴィヴィアナイトは、ボリビア(大きな刃状の結晶)、カメルーン、ブラジルから産出され、また世界中で化石象牙や鉄鉱石の結核上に青い被膜として見られます。
収集家の方へ
色味が濃く、光沢のある刃状の結晶や、美しい群晶が特に珍重されます。ビビアナイトは光に弱く、硬度も低いため、標本は強い光を避け、慎重に取り扱うことが望ましいです。