藍銅鉱
Cu₃(CO₃)₂(OH)₂
藍銅鉱は、その結晶形状や産出地でコレクターの間で高く評価されている炭酸塩鉱物であり、中国には世界有数の産地がいくつかあります。
藍銅鉱は、孔雀石と並ぶ深青色の鉱物であり、視覚的に最も象徴的な銅鉱物の一つです。孔雀石と同様に炭酸銅ですが、水和比が異なるため、特徴的な紺碧色を呈しています。 藍銅鉱は、銅鉱床における上部酸化帯を示す指標鉱物です。地質学的な時間スケールでゆっくりと風化が進み、孔雀石への擬形化が起こることで、緑色をした四角い藍銅鉱状の結晶が残されます。ツメブ(ナミビア)では世界最高品質の結晶が産出され、フランスのシェシーは歴史的な模式産地となっています。
主な変種
- 板状結晶(ツメブ、トゥイシット)
- 球状の集合体(「ボール」――安徽省・流鳳山)
- 塊状(彫刻用石材)
- 「アズールマラカイト」(藍銅鉱と孔雀石の共生鉱物)
- 孔雀石による擬形(四角い形状、緑色)
中国特有の側面
青海省の西鉄山では、マトリックス上に深青色のロゼット状を呈することが多い、良質な中国産藍銅鉱が産出されます。雲南省の銅スカルン鉱床からは、藍銅鉱と孔雀石が組み合わさった、典型的な組み合わせの標本が得られます。 流鳳山(安徽省)は、球状の「藍銅鉱ボール」で国際的に知られています。これらの産地から産出される藍銅鉱と孔雀石の共生標本は、コレクターの間で非常に人気があります。その特徴は、深青色と鮮やかな緑色の二色性にあります。







