錫石

SnO2

錫石は、その類まれな色のバリエーションから収集家たちに珍重されている酸化物鉱物であり、中国には世界的に著名な産地がいくつかあります。

錫石はスズ鉱石の主成分であり、香華嶺・雪宝頂・葛九軸線を代表する重鉱物です。黒色または濃褐色のダイヤモンドのようなピラミッド形をしており、しばしば双晶を形成して印象的なバイザー状や膝状の形状を呈しており、この鉱物の外観を特徴づけています。 中国は、スズ生産量世界一であると同時に、世界最高品質の標本産地でもあります。

代表的な変種

  • バイザー双晶/ニー双晶(双晶結晶)
  • 木状スズ(ブドワイヨイド状)

中国ならではの視点

湖南省の香華嶺地区と四川省の雪宝頂では、蛍石、ベリル白雲母マトリックスを成す、しばしば半透明の赤褐色の宝石品質の錫石双晶が産出されます。雲南省のゲジウは、工業用産出量の大部分を供給しています。

錫石 — 産地と品質の評価

標本としては、湖南省の香華嶺地区と四川省の雪宝頂が中国における主要な産地です。ここでは、白雲母を母岩とする、あるいは蛍石やベリルと共生する、宝石級の赤褐色の双晶結晶が産出されます。一方、雲南省の葛久錫鉱区からは、より不透明な黒色の錫鉱石が産出されます。 鋭い「バイザー」または「ニー」双晶、ダイヤモンド光沢、半透明性、そして損傷のない結晶先端が価値を高めます。中でも、宝石級の雪宝頂産双晶が最も高く評価されています。

販売中の標本